フォーミュラDシリーズ最終戦がカリフォルニア州アーウィンデールスピードウェイにて行われた。
タナー・ファウスト(AEM 350Z)、吉原大二郎(ロックスター・Pacific Rim S15)、そしてクリス・フォーズバーグ(Maxxis 350Z)の3人によるシリーズチャンピオン争いの決着の場となったのは、シーズンフィナーレである『ドリフトの聖地』アーウィンデールスピードウェイ。
チームファルケンの最終戦までのランキングは、ダレン・マクナムラ(AE86)が6位、ボン・ギッテン(マスタング)が7位、春口満(S14)が12位、ロス・ぺティー(S13)が16位、ラビー・西田(S14)が18位、タカ・アオノ(AE86)が21位、ヒロ・スミダ(IS300)が23位、カルビン・ワン(FD3S)が28位、山本聖剛(RX-8)が32位、ベン・シュワツ(S14)が34位となっている。
12日の予選日、チームファルケンのラビー・西田がトップにて予選を通過。 続いてベン・シュワツが2位、山本聖剛が4位、タカ・アオノが5位と、チームファルケンは絶好調にて13日の本戦への出場を決めた。 ヒロ・スミダは車体を壁にヒット、カルビン・ワンは2回の予選走行ともスピンしてしまい、本戦へは進出できなかった。

13日の本戦日に進出したドライバーは合計32人。 まずは単走にて16人に絞られ、そこから追走バトルが始まる。
ラビー・西田はスピード、アングルともに素晴らしい走りを見せ、ジャッジからは『Good Run』という言葉をもらい追走バトルへと進出。

ボン・ギッテンは1走目は小さくまとまってしまったものの、2走目ではスピード、アングルともに文句なく追走バトルへと駒を進めた。 春口満は壁ギリギリに車体を寄せるテクニックを見せ、ジャッジと観客を魅了、当然のごとく追走バトルへの出場権をゲットした。 タカ・アオノ、ロス・ぺティー、ベン・シュワツ、ダレン・マクナムラは良い走りを披露したものに、あと一歩というところで追走バトルへの進出を逃してしまった。

ベスト16の追走バトル第一回戦は、なんとボン・ギッテンと春口満というファルケン対決。 ボン・ギッテン先行の1走目、ボン・ギッテンのマスタングはスピード、アングル、煙ともに最高のドリフトを見せるなか、春口満のS14はスローダウンしてしまう。 練習走行中からクラッチに問題を抱えていたため、マシントラブルが予想された。 春口満先行の2走目、春口はトライするものの車体リアを壁にヒット、後追いのマスタングがうまくパスし、ボン・ギッテンがトップ8へと進出した。
ベスト16でラビー・西田の相手となったのは、ビル・シャーマン。 この日のラビー・西田は非常に乗れているため、非常に期待がかかる。 西田先行の1走目、両者ともスピード、アングルとも申し分ないドリフトを見せる。西田後追いの2走目、先を行くシャーマンにピッタリと付けながらも角度を保持する西田に歓声が沸き、誰もが西田の完全勝利を確信した瞬間、最終コーナーで西田がまさかのスピン! なんとトップ8進出を逃してしまった。

トップ8にてギッテンの相手となったのは山中健二(S15)。 ギッテン先行の1走目、バンク上にてギッテンが大きく右リアを壁にヒット、リズムが崩れたまま1走目を終える。 ギッテン後追いの2走目、ギッテンは一発逆転を狙うもののスピンし、トップ8にて敗退した。
最終戦まで常に熱いドリフトを見せてくれたチームファルケンに、来シーズンもぜひ注目したい。