Q. 普段、どんなお仕事をされていますか?
名前は、クリスチアン・ヘーバーです。いまは、自動車の整備士として働いていますが、タイヤ交換から接客サービスまで、さまざまなサービスに従事しています。
Q. FALKENのタイヤを使っているユーザーは、どんな方が多いですか?
ユーザーの年齢層は20~30代の、比較的若い層で、車高の低いスポーツタイプのクルマに乗られている方が多いですね。
クルマをいじったりすることにもお金をかける、車好きの方が多いです。それだけに、タイヤはコストに対する性能パフォーマンスをシビアに見る方が多い。パフォーマンスは求めるけど、できるだけ出費はセーブしたい人も多いのではないかと思います。
乗っているクルマでいうと、日本車に乗っている人も多いですね。TOYOTAやSUBARUインプレッサなど、ラリーにも出場しているようなスポーティーな車種が多いです。
また、もちろん、欧州車、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、BMWなどに乗られているユーザーの方もたくさんいらっしゃいます。とにかくクルマ好きの方が多い印象ですね。
Q. 車に関するプロフェッショナルとして、FALKENのタイヤの長所はどんなポイントですか?
商品の性能に対して、値段のバランスが良い。リーズナブルに買えるのに、性能はすごく良いということです。
お客様もその点を評価されていると思います。
パフォーマンスへの評価ですが、比較的に年齢層の若いお客様は、晴れている日と同じように、雨の日も安定した高速走行を楽しみたいという点を重視する方が多いです。
実際、FALKENは、雨の日のウェット性能にすごく優れていて、スタビリティーに優れているので、安心して走れる点を評価されています。さらに、過酷な路面状況に耐えうる耐久性も高いことも評価されていますね。
長期間にわたって使用できるというポイントは、他社に対する大きなアドバンテージになっています。
実際に高速で使用していても不安定になったという声は一切あがってきていませんね。
Q. 特に、ウェット性能が高いという話が出たが、そこに関してはどう評価していますか?
最新の商品に関しては、まだ試してはいませんが、現行モデルに関しては、極めてウェット性能が良いと感じました。
顧客からもウェット性能に関して、一切のクレームはあがってきていません。
ドイツ人は、タイヤに対して厳しい目を持っています。
少しでも不具合があると、すぐにクレームや注文をつけることが多いですが、その点に関しては、絶対的に評価されているのではないだろうかと思います。
Q. ドイツでのFALKENのイメージを教えて下さい。
FALKENといえば、サッカーチームへのスポンサードやサッカー場の大きな広告が印象的です。
また、例えばニュルブルクリンク24時間耐久レースのポルシェ ワークス・チームへのタイヤ供給やBMWでもFALKENのタイヤを装着したショーカーがあるなど、スポーティーな若々しいイメージがあります。
そうしたイメージから過酷な環境や走行にも耐えうる性能を持っているというイメージはお客さんの中にもあるのではないかと思います。
Q. ADAC*などの雑誌のテスト評価で、FALKENのタイヤは高い評価をされているがそういう点がセールスポイントにつながっていますか?
*ドイツ自動車連盟(Allgemeiner Deutscher Automobil-Club)
店側からその第3者機関の評価をアピールすること以前に、お客様がすでに雑誌などで、その情報を知っていることが多いですね。
第3者機関の評価やADACの会報誌などの情報をもとに来店するという傾向はドイツで、とても一般的だと思います。それだけ、第3者の評価に信頼をおいているということでもあります。つまり、そこで評価されているFALKENは信頼できるということです。
Q. ドイツ人は世界で最も車に対して厳しい目を持っている国だともいわれていますが、その中で、ユーザーはタイヤについてはどういう見識を持っていますか?
ドイツには制限速度無制限のアウトバーンもありますし、高速で走ったり、ドライブやクルマが好きな人は、できるだけ良いタイヤを選びたいと思っているし、タイヤに対しても常に気にかけています。交換も頻繁に行うユーザーはとても多いですね。
インタビュー実施日:2016年6月2日
店舗名:Premio Reifen Autoservice giessen
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