SCROLL

CONCEPT

「飛ぶ・鷹」をイメージし、新たなFALKENブランドの表現者として「TEAM FALKEN」始動。
 
若々しく躍動感のあるタイヤブランドとして、限界を知り、それを超えていく「FALKEN」。エクストリームスポーツ界において、安住することなく突き進む情熱を持ち、さらなる高みを目指してグローバルに活躍するトップアスリート達。見るものを魅了し、エキサイティングで躍動感のある競技や活動を通して、FALKENブランドを表現します。
 
高鳴る鼓動、動き出す瞬間、それは、ON THE PULSEのもとに。

KAZU KOKUBO

FALKEN ATHLETE #001

KAZU KOKUBO

國母和宏 1988年8月16日生まれ 北海道石狩市出身
 
4歳でスノーボードを目にし、父に頼んでスノーボードを始める。
11歳時に史上最年少でプロに昇格し、14歳で初出場したUS OPENで準優勝を飾ると、国内外の大会で好成績を残し、トリノ、バンクーバーと2大会連続でハーフパイプ日本代表に選出され2010、11年とUS OPENで2連覇を達成し、スノーボーダーの憧れでもあるスノーボードムービーの撮影に専念出来る環境を得て、2015年のX Games REAL SNOWでは銀メダル、自身が最も欲しかったというRider RollのBest Video Partを獲得した。

2016,
Riders Poll 13 Best Video Part
2015,
X GAMES REAL SNOW 2nd Place
2012,
Red Bull Super Natural 6th place
2011,
US OPEN Half Pipe 1st Place
2010,
US OPEN Half Pipe 1st Place
2010,
Vancouver Olympics 8th Place
2010,
X Games Super Pipe 3rd Place.
2009,
World Universiade Half Pipe & Big Air 1st Place
2009,
FIS World Cup NZ 1st Place
2009,
FIS World Cup SUI 1st Place
2009,
NZ OPEN 1st Place

INTERVIEW

FALKEN × KAZU KOKUBO
SPECIAL INTERVIEW

スノーボード界の最高峰に立ちながら、今なおグローバルに活躍を続ける國母カズに、その始まりからオリンピック出場、世界タイトル奪取、さらには映像撮影時の 心境、ロゴに懸ける想い、これからの展望まで、普段知ることのない國母カズの「今」をインタビュー。

FALKEN(以下F):4歳からスノーボードを始められて、今までスノーボードを続けられる魅力は?

KAZU KOKUBO(以下K):やっぱ気持ち良さと楽しさですね。自分がやりたいことが出来た時だったり、達成できた時の気持ち良さ。それがやめられないです。

F:國母カズさんといえば、やっぱり「飛ぶ」イメージですが、始めて飛んだ時の感覚は?

K:5歳くらいの時に、普通にフラット(平ら)のゲレンデで、拳くらいの雪を飛んだのが最初。それだけですごく楽しかったのを覚えています。

F:それから次第に高く飛べるようになっていって、どうでした?

K:高い壁を越える時(だんだん高く飛べるようになる時)は、恐怖より、なんか楽しいと思うことが多い。いつも一歩先に行くことが楽しいと思っています。

F:今の位置(※國母は現在大会へは出場しておらず、映像撮影をメインとしたプロスノーボーダーとして活躍中)にたどり着くまでに、世界中のコンテストへ出場されていましたが、ハーフパイプを始めた時はどんな感じでした?最初からプロになることを意識したりしていたのですか?

K:ハーフパイプを始めたときは、ボードで飯を食うとか、プロになるとか、知らない世界だったから、高く飛びたいとか、かっこいい技をやりたいとか、ただ大人に勝ちたいとか、そういう思いでやっていましたね。

F:それから11歳でプロになられて、14歳時にはUSオープンで準優勝を取られて人生が変わったと思いますが、その後、バンクーバーオリンピックに至るまでの当時の心境や目標などを教えていただけますか?

K:バンクーバーまでにはいろいろ心境の変化はありましたが、USオープンで2位になって、自分が映像や雑誌で見ていた憧れのライダーとかと一緒に滑りたいから上手くなりたいと思って、世界に出て、いろんなところで滑るようにしていましたね。日本人として、アメリカのブランド(メーカー)からスポンサーを受けているライダーの中でもトップに立ちたいと思っていました。バンクーバーオリンピックの時も「世界中に見せつけたい」って気持ちでした。

F:そして、バンクーバーオリンピック直後のUSオープンで優勝、その翌年も優勝で、2連覇達成という日本人初の快挙でした。ただ、その翌年のUSオープンは出場されず(3連覇を目の前にキャンセル)に、現在の映像撮影をメインとしたフィールドに転身されましたよね。ここでカズさんのコンテストへの出場の思いがひと段落したように感じましたが、その辺りの心境を教えていただけますか?

K:きっかけはコンテストを楽しめなくなったんです。映像の撮影は、高校生くらいから始めていて、1シーズン全てをコンテストではなく撮影に集中したい思いが前からあったのです。ただ両方をやること(映像制作と大会出場)は、時間的にも出来ないし、どっちも中途半端にはしたくなかった。両立ができなかったのです。だから、USオープンの2連覇でようやく映像に集中できると思った。

F:拠点を海外に移して、一気にカズさんが日本人のスノーボーダーではなく、世界のスノーボーダーとなったと感じましたが、そういう中で、カズロゴ(鷹のロゴ)を作った経緯は?

K:自分を象徴するイメージというものを、自分がそれを見てパワーになったりとか、あと絶対に変えたくないものにしたかった。自分のスタイルである「速さ」や「飛ぶ」のイメージから、鷹、雪の結晶、イーストコースト、ウエストコーストのマークも入って、スノーボードで、場所とか関係なく、いつでも見せれるもののイメージですね。

F:2016年12月「RIDERS POLL 18」のMEN’S VIDEO PART OF THE YEAR(年間ベストビデオパート賞)をUNION BINDING COMPANY制作の『STRONGER.』で獲得(通称:UNION)という快挙を達成されました。過去にノミネートは何度かされていましたが、ようやくUNIONで念願の受賞をされた今の心境は?

K:今まで一番嬉しいタイトルなんだけど、もう過去のことになってて、また取りたいって気持ちですね。

F:アワードを取って一つ目標を達成されたと思いますが、これからの心境や目標は?

K:毎シーズン目標は違うけど、去年少しゆっくりしたから、今年はまた自分が興奮できる映像や写真を残したいですね。あと、今、日本の業界でムービーがあんまり盛り上がってないから、またUNIONやSTONP(國母率いるスノーボードチームの名称。そのチームによる「STONP OR DIE」という映像は2015年に発表し話題となった)の時みたいに、みんなで興奮できる映像を残して、また盛り上げたいですね。

F:ヘリなどで移動して、過酷な場所からの撮影が多いと思いますが、実際に撮影時は、どんな気持ちなのですか?

K:純粋な気持ちは「怖い」です(笑)。これが仕事なのか、ってネガティブな気持ちになることもある。だけど、今までの準備とか関わった人のためもあり、自分を奮い立たせるしかない。ただ、一度飛び出したら、失敗は許されないから、もうきちんと立たないと、そればかり考えていますね。飛び出す前はナーバスでも、出ちゃったら立つ事しか考えない。ここで失敗したら、それこそ自分に対して怒りしかないから。

F:アワードを獲得した「UNION」で、自分の中でも、これは壁を超えたと思えるパートはありますか?

K:最後のラインのカットですね。ライン自体は今までもあるようなラインだったけど、ラインのセクションを超えてからのアウトのスピードが尋常じゃなくて、自分でも(速すぎて)緩められないし、結果(斜面が)ゆるくなるところまで直滑降で行くしかなくて、エッジも効かなかった(速すぎて扱えない)。だから、どうにかして板に立ち続けるしかなかった。あれはビビったし、楽しかったです(笑)。

F:今「楽しかった」と言われましたが、これから、もし同じような状況となった時に「前にも経験しているし余裕」となるのか、それともまた「ビビる」のかどんな感じなのでしょうか?

K:同じように見えても全く同じ状況はないので、毎回どうやって滑ればいいか、過去に経験しているから、どうなるのかは何となく想像は出来るけど、ただ実際は毎回違うから難しいです。だから、それを攻略した時は(テンションが)上がるし、また同じラインを同じスピードでやれ、と言われても出来るかわからないから、そういう映像が残った時(撮影出来た時)は本当に嬉しいですね。

F:さらに上に行こうとするのはなぜですか?目標を決めて、それをクリアして、また目標を決めて、さらに上を求めるモチベーションは?

K:欲かな。自分の欲もあるし、それを望んでいる周りの人の欲もある。だから目標は尽きないです。まだわからないですが、もし周りから求められなくなったりした時に、ようやくやった(全て達成した)となるのかな。

F:最後に、今までとは違う企業(スノーボード業界ではない)の、タイヤメーカーであるFALKENがスポンサーになることについて聞かせてください。

K:単純に嬉しかったです。タイヤメーカーとかスノーボードメーカーとか関係なく、自分のことがわかってくれて、自分のやりたいスノーボードをやってきて、それを応援したいと言われるのは本当に嬉しかったですね。

F:ありがとうございました。これからTEAM FALKENのメンバーとしても活躍を期待しております。

K:ありがとうございました。