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シャア専用オーリスII コンセプト「MS-185H-CA02」FALKENタイヤを装備して発進!

モビルスーツの開発技術を応用して開発されたコンセプトカー
2代目はシャア専用としての速さ、強さがさらに進化

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2015年7月17日(金)、六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリーで開催中の「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の会場にて、ジオニックトヨタ『シャア専用 オーリスIIコンセプト』のお披露目・発表会が開催されました。

ジオニックトヨタとは、トヨタ自動車と、言わずと知れた大人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツメーカー「ジオニック社」と技術提携して設立した(という設定の)バーチャルカンパニー。
シャア・アズナブル大佐からの指示により、モビルスーツの開発技術を融合し、2013年に『シャア専用 オーリス』初代モデルが開発されました。

その2代目となる『シャア専用 オーリスIIコンセプト』は、4月に発売された新型オーリスをベースに開発したコンセプトカーで、低排気量1.2Lダウンサイジングターボエンジンを搭載し、新デザインのシャア専用エアロパーツやマフラーを装備。
特徴の一つであるワイルドなオーバーフェンダーには、モビルスーツのエアダクトを想起させる無骨なデザインが施されています。
さらに、シャア専用のスポーツシートを装備するなど、内装もジオニック仕様にカスタマイズ。
シャア専用としての速さ、強さを表現しています。

ロゴマークと文字を“手彫り”で刻んだデザインタイヤ
精巧な中にも職人さんの手仕事のよさが伝わってくる

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『シャア専用 オーリスIIコンセプト』の見どころの一つとして注目していただきたいのが19インチの大型タイヤ。
こちらはシャア大佐からの「機敏な動きに追従できる、グリップ性能の向上とバランスのよい足回りの強化を望む」というリクエスト(という設定)のもと、FALKENが開発したもので、表面には、通常のタイヤのミゾの代わりに、ジオニックトヨタのロゴマークと「ZEONIC TOYOTA MS-185H-CA02」という文字がパターンとして刻まれています。
なんとこの刻印、すべて職人による“手彫り”。
彫刻刀を使って、ひと彫りひと彫り丁寧に繊細なパターンを彫り上げました。斬新なデザインの『シャア専用 オーリスIIコンセプト』にふさわしい、ディテールにこだわった逸品です。

タイヤの開発から携わったジオニックトヨタの担当者様に、このタイヤのデザインコンセプトについて伺ったところ、 「なにか意外性のある仕掛けを配して、わくわくするようなデザインを目指したかった。 そこで、タイヤ自体にデザインを施してしまおう、という発想から“刻印”のアイデアが生まれました。 実はこのタイヤ、濡れた路面などを走った後には、地面にもこのパターンが刻印されるのです。見ていても楽しいし、走っても楽しいタイヤなのです」

また、株式会社トヨタモデリスタインターナショナル商品企画の担当者様は、タイヤの開発工程について、
「開発期間は約3ヶ月ほど。はじめにテストタイヤの制作をお願いしたところ、想像以上に素晴らしい仕上がりだったので、即これでいきましょう、ということになりました。 タイヤをよく見てみると、手彫りらしい凸凹感があったり、細かな彫刻刀の跡があったりして、精巧な中にも職人さんの手仕事のぬくもりのようなものが伝わってくるんですよ。 ホイールもこだわって、ブラックアルマイト処理をしてつくり上げた特注品。センターにはジオニックトヨタ社のロゴも配置し、タイヤがスタイリッシュに映えるようデザインしました。 エンターテインメント性あふれる派手なグラフィックが特徴の『シャア専用 オーリスIIコンセプト』に、最高にマッチする足回りに仕上がっていると思いますね。」

※コンセプトカー及びタイヤは非売品です。

FALKEN ZIEX ZE912を装着した『量産型ザクモデルコンセプト』も公開

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また、発表会では『量産型ザクモデルコンセプト』も同時に公開。
こちらはシャア専用モデルよりも削ぎ落とされたシンプルなデザインが施され、タイヤは初代シャア専用オーリスから引き継がれた『FALKEN ZIEX ZE912』を装着しています。
現時点では具体的なことは未定ですが、今後は市販化を視野に入れ、量産に向けた開発を検討しているとのこと。

なお、『シャア専用 オーリスIIコンセプト』および『量産型ザクモデルコンセプト』は、7月21日(火)〜8月中旬まではお台場のメガウェブにて常設展示。
8月22日(土)~ 23日(日)には幕張メッセで行われる「キャラホビ2015」で展示されます。
ガンダムファンはもちろん、ガンダムをよく知らないユーザーでもクルマの可能性や遊び心を体感できるモデル。 ぜひ、会場に足を運んで、クルマ×アニメのコンセプチュアルな世界を楽しんでみては?